大蓮華
2010年 05月 20日
優等生的理想的な芍薬の品種です。つぼみが大きく、茎がまっすぐ太く、葉っぱの均整がとれている。花弁の外弁がしっかりしていて、バランスがいい。控えめな甘い香りがすばらしい。
大船にある神奈川県農業試験場(現在は日比谷花壇フラワーセンター)でかつて、作出された由緒ある品種です。蓮の花に開き方が似ているからと名がつけられた、らしいです。
50年以上前に当園に品種交換で譲られ、基本的にフラワーセンターと当園にしかありません。

同じ大蓮華でも桃色の強いもの、写真のように白っぽいもの、いろいろです。
活けているうちに白っぽくなりますが、それが色あせたという感じではなく
より存在感を増す、そんな感じです。
暗がりに一輪あると、はっとした美しさに魅了されます。
芍薬は芍薬でも個性はいろいろ。
ときどき一輪差しにして、その個性を楽しむことをお薦めします。

畑で咲く大蓮華。
