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芍薬の摘花

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今年も芍薬の季節がやってきました(4月末〜5月半ばまで)。芍薬は冬のあいだ地中に眠り、毎年同じ時期、春の気配が感じる頃、めざめて赤い芽を出します。温室栽培じゃない露地の花って、感動があります。

まずは「芽欠き」という作業。育てたい部分に集中して地中の養分や水分をおくります。芍薬のつぼみは蜜がいっぱい。なめてみたら濃くて甘い。葉っぱを落とさないように、慎重に脇目を取ります。
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大谷芍薬園では、先代が独自に品種改良したものの含めて50種類くらいありますから(出荷は20種類ほど)、咲く時期はまちまちです。株の大きさにもよりますが、現状、一つの株から5〜8本くらい茎が伸びています。収穫は3〜5本。夏の間、光合成して株に栄養を送ることができるように、最低3本は株に残します。

脇芽を取り、株の中で大きく育ってるつぼみを3〜5個残して、後は頭(つぼみ)を落としてしまいます。ちょっと可哀想ですが・・・

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咲くとこんな風です。


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小さい方の芍薬畑
by otaninoen | 2009-04-17 00:46

大谷芍薬園news


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